在外日本関連コレクション 博覧会/博物館 調査研究 

在外日本関連コレクションの調査・研究報告 https://researchmap.jp/mamiko

ギメ美術館 日本のサムライについての展覧会

パリ、ギメ美術館でThe bow and the sword. Japan’s samurai warriorsとして日本の武士についての展覧会が開かれています。(2022年3月16日ー同年8月29日)

Musée national des arts asiatiques - Guimet | Exhibition

The bow and the sword. Japan’s samurai warriors

 

`展覧会に合わせて特集記事も掲載されました。

asianartnewspaper.com

 

別記事でも記載しましたが、現在、ドイツ(ベルリン)にはサムライ博物館が開設、スイス(ベルン)でも甲冑特別展が開催されています。

 

甲冑コレクション アン・ガブリエル・バルビエ・ミュラーコレクションとベルリンサムライミュージアム - 在外日本関連コレクション 博覧会/博物館 調査研究

 

`パリのギメ美術館は、リヨン出身の実業家エミール・ギメ(Émile Guimet1836-1918)が収集した東洋、とりわけ日本の宗教に関連するコレクションを所蔵、展示しています。1879年にリヨンにギメ宗教博物館を設立、その後、1889年にパリに新しい博物館を建てた後フランス国家に寄付、国立ギメ東洋美術館となりました。その後、ルーブル美術館を含めたフランスの美術館政策により、東洋に関する文物を収蔵、展示する博物館となっています。もともと日本の宗教に関心があったギメが収集した仏像などは、ギメ美術館に隣接するアネックスにて常設展示されています。ギメのコレクションについては、別記事にて記したいと思います。