イギリス ロイヤルコレクションの日本文物 ① コレクション第一号鎧
2022年4月8日から2023年3月12日まで、バッキンガム宮殿のクィーンズギャラリーにてイギリスのロイヤルコレクションのなかの日本文物の展示がはじまります。
2020年6月の開催が予定されていましたがコロナ禍により延期されていました。日本からの見学がなかなか困難な状況ですが、オンラインもしくは、図録にてどのような文物かを見ることが可能です。
イギリスのロイヤルコレクションにおける日本関連文物の第1号は、第二代将軍秀忠からジェームズⅠ世に贈られた鎧で、今回の展覧会でも展示されています。
1611年、アジアでの通商を求めるジェームズ1世の国書を携えたイギリス東インド会社のジョン・セ―リスがクローブ号にてイギリスを出航、1613年に平戸に到着。その後、上京し途中徳川家康と対面、その後、第二代将軍徳川秀忠に謁見します。その後、秀忠よりジェームズ1世への贈り物を携えて帰国しますが、その贈り物の一つがコレクションの日本文物第一号の鎧です。